【3兄弟】佐々木朗希の家族構成まとめ!亡き父の能力と母の教育がすごい

令和の怪物と呼ばれ、侍ジャパンとしても活躍した佐々木朗希投手。
そんな佐々木朗希投手は5人家族でしたが、東日本大震災で父親を亡くされています。
母親は女手一つで3兄弟を育て上げ、兄弟は3人とも大船渡高校で野球に打ち込んでいます。
この記事では、佐々木朗希投手の家族構成や、両親・兄弟についてまとめます。
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佐々木朗希の家族構成は父母+3兄弟

佐々木朗希投手は5人家族で、3兄弟の真ん中です。
- 父親:功太さん(享年37歳)
- 母親:陽子さん(1973年 or 1974年生まれ)
- 長男:琉希さん(3歳上)
- 次男:朗希さん(2001年生まれ)
- 三男:怜希さん(4歳下)
しかし、佐々木朗希投手が小学3年生のとき、東日本大震災でお父さんの功太さんが亡くなっています。
そのため、現在はお母さんと兄弟3人の4人家族です。

女手一つで3兄弟を育て上げてきたんですね。
写真を見てみると、佐々木朗希投手はお父さん・お母さんどちらにも似ていますね。


そんな佐々木朗希選手の家族について、それぞれ詳しく解説していきます。
佐々木朗希の父親:功太さん


佐々木朗希選手のお父さん、功太さん。
子煩悩で優しく、息子たちともよくキャッチボールをしていたそうです。
そして、「朗希は将来プロになれる!」と予言していたんだとか。
父親の身長は181cmで運動能力がすごい


佐々木朗希投手といえば、最新の身長は192cmとかなりの高身長。
実は佐々木朗希投手の父親・功太さんも、身長が181cmと高身長でした。
特に次男の朗希は、181センチだった功太さんをはるかに超える体格に成長した。
日刊スポーツより
功太さんは主にバスケットボールをやっていたそうですが、野球経験はなかったようです。
しかし、佐々木朗希投手が小学生の頃に所属していた「高田野球スポーツ少年団」で、父兄と子どもが一緒に野球をした際のこと。
なんと野球未経験の功太さんがホームランを打ったんです。
その試合で打席に立った功太さんはなんと、ホームランをかっ飛ばした。
スノーボードやバスケットボールをやることはあっても、野球経験はなかったそうだ。
日刊ゲンダイより
運動神経がかなり良く、佐々木朗希投手にも遺伝しているのかもしれませんね。
父親の職業は葬儀店勤務
佐々木朗希投手の父親・功太さんは、葬儀店で働いていました。
津波は葬儀店に勤めていた父を襲った。
岩手日報より
そんな功太さんは、住んでいた陸前高田で
「人生の節目に寄り添う仕事をする、人情あふれる働き者」
として有名だったようです。
仕事以外でも町内会の盛り上げに率先して参加するなど、陸前高田の若きリーダーとして活躍していました。
付き合いが長かったという陸前高田市長も、功太さんについて次のように語っていました。
「有言実行の人。一緒にやろうという仲間作りが上手な人でした」と、未来を語り合った日々を懐かしむ。
「気さくで、行動力があって。先輩も後輩も、みんなが付いていって」と褒める言葉が尽きない。
日刊スポーツより
熱い想いを持ち行動力もあった功太さん。
佐々木朗希投手はそんなお父さんの想いをしっかりと受け継いでいるようです。
父親の死因は津波だった
2011年3月11日、東日本大震災により佐々木朗希投手が住んでいた陸前高田市は一変します。
功太さんは享年37歳で、佐々木朗希投手は当時小学3年生。
震災後、父・功太さんが見つかったのは5日後の3月16日だったそうです。
その悲しみは計り知れませんが、佐々木朗希投手は後に次のように語りました。



当たり前が当たり前じゃないとか、今あるものがいつまでもあるわけじゃないとか、そういうのを思い知らされました。
そして、東日本大震災から12年後の3月11日、佐々木朗希投手はWBCの舞台でマウンドに立ちました。


天国のお父さんも、喜んでいたに違いありませんね。
佐々木朗希の母親:陽子さん


佐々木朗希選手のお母さん、陽子さん。
震災後には、女手一つで3兄弟を育て上げています。
佐々木朗希投手の試合にも姿を見せており、「美人すぎる」とたびたび話題にもなるお母さんです。
母親は身長を伸ばすために早寝させていた


佐々木朗希投手の母親・陽子さんは、目立って高身長というわけではありません。
しかし、子どもたちの身長を伸ばすために「早寝教育」を実践していたそうです。



スポーツでも何をするにも有利になるかと思って。
小学生の頃は夜8時に寝かせていました。
その結果、見事に佐々木朗希投手は身長192cmまで成長しました。
佐々木朗希投手はこの陽子さんの教えを大切にしており、プロになってからも早寝を心がけているそうです。
母親の職業は保険関係


佐々木朗希投手の母親・陽子さんは保険関係の仕事をしています。
功太さんは葬儀店に勤め、母の陽子さんも保険関係の仕事をしていた。
日刊ゲンダイより
キリッとした姿勢や印象の良さは、そんな仕事の影響もあるのかもしれませんね。
震災後は母子家庭で兄弟3人を育て上げた
東日本大震災で夫である功太さんが亡くなってから、陽子さんはシングルマザーとして兄弟3人を育ててきました。
震災当時の陽子さんと子どもたちの状況は、次のとおりでした。
- 小学校と保育園に通っていた息子たちは自力で高台に逃げ、3兄弟で一夜を明かした
- 陽子さんは仕事で隣町に行っており、浸水で立ち往生を余儀なくされた
- 陽子さんは翌朝5時に普段30分の道を3時間近くかけて息子たちの元へ
再会した際には、涙したと言います。



とても不安な状況だったことが想像できて、苦しくなりますね
そして震災後、仮設住宅に移り住んだという陽子さんと息子たち。
亡くなった夫・功太さんの親友が、そのときの過酷な状況を次のように語っていました。
大きい息子が3人いるから、仮設住宅だと狭くて、寝るときも大変だったみたいですね。
仮設に入居した当時、お父さんを亡くしたお母さんは毎日、泣いていたって聞きました
女性自身より
そんな大変な状況の中でも、佐々木朗希投手らを一生懸命育てた陽子さん。
佐々木朗希投手が高校生の頃には、体を大きくさせるため、毎日お弁当を3つ持たせていたんだとか。
そんな母親に、佐々木朗希投手も感謝の気持ちを述べています。



ここまで野球をやらせてもらい、親に迷惑をかけた。
勝つことが恩返しになる
本当に偉大なお母さんですよね。
佐々木朗希の兄:琉希さん


佐々木朗希投手の3歳上のお兄さん、琉希さん。
小学6年生の頃にお父さんを亡くしてから、父親代わりのように弟たちに接したという優しい性格の持ち主です。
兄も野球部で4番打者だった
兄・琉希さんも小学3年生から野球を初めており、ポジションはピッチャー。
佐々木朗希投手はそんな兄・琉希さんに憧れてピッチャーを志したんだとか。



子どもの頃の3つ上のお兄ちゃんといえば、全てが憧れだよね
そんな琉希さんも佐々木朗希投手より先に大船渡高校野球部に所属し、4番打者を務めていたという実力の持ち主です。
高校卒業後は東北学院大学に進学し、現在は広告代理店に就職されています。
佐々木が高校野球に打ち込むなか、兄は大学へと進学。
現在は、大手広告代理店に勤務しているという。
smartFLASHより
大手広告代理店ということは、電通や博報堂の可能性もありますね。
“朗希”と名付けたのは兄・琉希さん


そんな佐々木朗希投手の兄・琉希さんですが、実は“朗希”という名前を提案したのは琉希さんだったんです。
大人気だった特撮ドラマ「百獣戦隊ガオレンジャー」に登場する「狼鬼」から、
当時3歳だった琉希さんが「ロウキ」を希望。
スポーツ報知より
この希望に対して母・陽子さんも、



人とかぶらないしいいんじゃないかと思った
と語っています。
「ロウキ」は悪役と思わせておいて実はヒーローだったというキャラクター。
佐々木朗希投手もヒーローに近づいていますよね!
佐々木朗希の弟:怜希さん


佐々木朗希投手の4歳下の弟、怜希さん。
3月11日、母親・陽子さんとともに佐々木朗希投手の試合を観戦していました。
実はまだ高校生で、甲子園出場を目指している注目の高校野球選手なんです。
弟も注目の高校野球選手


佐々木朗希投手の弟・怜希さんは2023年4月で大船渡高校3年生。
2022年の岩手県大会に出場し1番打者として活躍しましたが、残念ながら敗退しています。
ロッテ・佐々木朗希投手の弟、怜希内野手(2年)が「1番・遊撃」で夏の大会デビューを果たしたが、白星で飾ることはできなかった。
サンスポより
そんな怜希さんは身長178cmと兄・朗希さんよりは小柄ですが、長い手足と人懐っこい笑顔がそっくりだと言います。
試合で記者から取材を受けることも多く、



兄が活躍している姿を見るとうれしいなと思います。
自分も頑張ろうという気持ちになります
と語っています。
いつか兄・佐々木朗希投手と対戦の場があれば嬉しいですね!
まとめ
以上、令和の怪物・佐々木朗希投手の家族構成についてまとめました。
- 佐々木朗希は父母・3兄弟の5人家族だったが、東日本大震災で父を失う
- 父親は身長181cmで野球未経験ながらホームランを打つ運動能力の持ち主だった
- 母親はシングルマザーとして3兄弟を育て上げ、中でも“早寝教育”を徹底した
- 兄も同じく大船渡高校野球部だったが、現在は大手広告代理店に就職
- 弟は現役で大船渡高校野球部に所属しており、甲子園出場を目指している
WBCでは韓国戦とメキシコ戦で先発として登板し、見事チームを優勝に導きました。
これからも佐々木朗希投手の活躍から目が離せませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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