令和の怪物とも呼ばれており、その実力からメジャー移籍も確実だと言われている佐々木朗希投手。
気になるのは、佐々木朗希投手はいつメジャーに移籍するの?というところですよね。
実は、最短だと2024年にも移籍の可能性があるんです。
この記事では、佐々木朗希投手のメジャー移籍がいつなのか、予想をまとめます。
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佐々木朗希のメジャー移籍はいつ?
佐々木朗希投手といえば、
- 球速165kmで大谷翔平とともに日本選手最速に並ぶ
- 史上最年少で完全試合を達成
と、わずか21歳ながらその実力とポテンシャルの高さが絶賛されており、“令和の怪物”とも呼ばれています。
そして既に海外の反応も高評価で、将来のメジャー移籍はほぼ確実だとも言われています。
日本のプロ野球選手がメジャーリーグへ移籍するためには、主に次の2つの方法があります。
- 海外FA権
- ポスティングシステム
これらを利用した場合、メジャー移籍はそれぞれいつになるのでしょうか?
①海外FA権:最短で2030年
1つ目の海外FA権を利用した場合、佐々木朗希投手のメジャー移籍は最短で2030年です。
FAとは“フリーエージェント”のことで、自身が所属している球団以外とも契約交渉が可能になります。
「FA」とはフリーエージェントのことです。
どの球団とも選手契約を結べる権利をもつ選手のことを言います。
パ・リーグ.comより引用
しかし、FAの権利をもらうためには条件があり、特に海外FA権はかなり厳しいものなんです。
145日以上の一軍登録が合計9シーズンあること
つまり、最低でも9年はかかることとなり、なおかつ佐々木朗希投手は1年目・2年目の一軍登録が145日以下です。
そのため、このまま順調に一軍登録が続いたとして2030年という計算になります。
佐々木朗希投手は29歳になってるね
ずいぶん先の話すぎて、あまり現実的ではありませんね。
②ポスティングシステム:最短で2027年
2つ目のポスティングシステムを利用した場合、佐々木朗希投手のメジャー移籍は最短で2027年です。
ポスティングシステムとは、海外FA権を取得できない選手の海外移籍を可能にする権利です。
海外FA権を持たないが、海外移籍を希望する選手に対し、日本球団が移籍を容認した場合、メジャーリーグ・コミッショナーに契約可能であることを通告する。
パ・リーグ.comより引用
つまり、佐々木朗希投手の所属するロッテがOKを出せば、メジャー移籍が可能ということですね。
しかし、この場合にも大きな障壁があり、それがメジャーリーグで定められている「労使協定」です。
25歳未満およびNPB(日本野球機構)の在籍期間6年未満の選手は、アマチュアとしての移籍になる
佐々木朗希投手は2001年生まれの21歳で、初出場は2021年のためプロ歴はまだまだ浅いです。
今ポスティングシステムを利用してメジャーに移籍しても、アマチュア選手になっちゃうんだね
この労使協定をクリアするのは、佐々木朗希投手が25歳の誕生日を迎えプロ8年目となる2027年です。
こちらもかなり先のことのように感じますよね。
佐々木朗希の2024年メジャー移籍説がある理由
ポスティングシステムを利用すれば最短で2027年にメジャー移籍が可能ということでしたが、実は佐々木朗希投手には
2024年メジャー移籍説
があるんです。
その理由は、次のとおりです。
大谷翔平のマイナー契約の例
大谷翔平選手がメジャーへ移籍したのは2018年、23歳のときにポスティングシステムを利用して移籍しました。
実は大谷翔平選手は、当時メジャーリーグの労使協定を満たしていなかったため、アマチュア選手としてメジャーに移籍しました。
それでも大谷翔平選手は自分の夢を優先し、23歳でメジャー移籍を決断しています。
その後メジャーで大成功をおさめたね!
大谷翔平選手はプロで5年間プレーしたのちのメジャー移籍でしたが、佐々木朗希投手も2024年でプロ5年目を迎えます。
つまり、メジャーへの強い意欲があれば、2024年にも移籍の可能性があるということですね。
ロッテは選手の夢を後押しする球団
ポスティングシステムを利用するとなると、重要なのは所属する球団がOKを出すかどうか。
大事に育ててきた選手をそんな簡単には移籍させないよね
実は佐々木朗希投手が所属するロッテは、選手の夢を後押しする球団で、ポスティングシステムに好意的な姿勢を見せている球団なんです。
ロッテの河合オーナー代行兼球団社長は、次のように語っています。
ロッテからメジャーでバリバリ活躍する選手を輩出するのが理想。
チームとしては選手が高い目標に向かっていくことが一番の望み。
当然応援していきたい
つまり、佐々木朗希投手がメジャー移籍を希望すれば、球団側も後押しする環境があるということですね。
WBCでメジャーのスカウトが争奪?
そして何より、2023年のWBCで侍ジャパンとして活躍した佐々木朗希投手にメジャーのスカウトが大注目しています。
佐々木朗希投手が先発として出場した3月11日のチェコ戦では、なんと15球団のスカウトが集まったんだとか。
佐々木朗の世界デビューを見るために、大リーグ15球団のスカウトがバックネット裏に集結した。
スポニチより
スカウトをはじめ海外の反応は高評価で、
- 「大谷レベルか、それ以上のポテンシャルがあるのは間違いない」
- 「とても印象的だった。見るのが楽しい投手」
- 「何よりコマンド(制球力)が良い」
とコメントされていたようです。
また、とあるメジャーリーグ記者は「30球団が獲得に興味を持っている」とも言及しています。
つまり、佐々木朗希投手の希望次第で、メジャー球団側の獲得争いになるということですね。
マイナー契約となり破格の年棒で契約できるので、球団側も狙いにいきますよね
そしてその時期は、これから始まる2023年シーズン後の2024年オフの可能性もあるのでしょう。
まとめ
以上、佐々木朗希投手のメジャー移籍は最短でいつなのか?についてまとめました。
- 海外FA権を利用した場合は2030年と現実的ではない
- ポスティングシステムを利用した場合、労使協定にひっかかりマイナー契約となってしまう
- それでも大谷翔平の例に倣い、ロッテの後押しがあれば2024年移籍が最短
これからも佐々木朗希投手から目が離せませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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