日本だけでなく世界中から人気の女性ラッパー、ちゃんみなさん。
練馬のビヨンセとも言われているちゃんみなさんは、日本人の父親と韓国人の母親の間に生まれたハーフなんです。
日本語、韓国語のほかに英語も話せるトリリンガルラッパーのちゃんみなさんの本名や韓国デビューについて紹介します。
ちゃんみなは韓国人の母親がいるハーフ
日本の女性ラッパーとして活躍するちゃんみなさんは、
- 韓国人の母親
- 日本人の父親
の間に生まれたハーフです。
母親情報によると、1歳半のときにテレビで女の人がキラキラした衣装を着て歌っているのを見て「歌手になりたい」と言ったそうです。
ちゃんみなを知る15の質問──「自分で変わるかもと思っていた部分は何も変わらなかった」 | Vogue Japan
その後、ちゃんみなさんは3歳から母親の影響でバレエやピアノやバイオリンなどを習い始め、クラシックに慣れ親しんできました。
しかし、小学校2年生の時にヒップホップダンスに魅了されて変わってしまったそうです。
バレエの後にスタジオを使っていたヒップホップクラスの子たちのダンスが最高にかっこ良くて、そっちを習いたいと母親にせがんだんです。
ちゃんみなを知る15の質問──「自分で変わるかもと思っていた部分は何も変わらなかった」 | Vogue Japan
母親の故郷である韓国やアメリカにもよく行っていたため、
日本語と韓国語、英語のトリリンガル
となったようです。
ちゃんみなさんの両親の年齢は公表されていませんが、ちゃんみなさんはインタビューで両親についてこのように話していました。
私は両親が40歳近くになって初めて生まれた一人っ子で、すごく愛されて育った
https://www.cosmopolitan.com/jp/entertainment/entertainment-news/a25433270/chanmina-interview/
愛されて育ったという記憶があるからこそ、自信につながり、多才なラッパーとして世界中に愛されているのかもしれませんね。
母親はバレリーナ
ちゃんみなさんの母親は
バレエダンサー
なのだそう。
ちゃんみなさんが家族についてインタビューで答えていました。
――ちゃんみなさんは、お母さんがバレエダンサーなんですよね?
ちゃんみな:はい。それもあって子供の頃からいろんな国に行ってましたね。小さい頃は私もバレエをやっていました。でも、全然普通の家庭ですね。共働きの家庭で、超裕福ってこともなくて。私、一人っ子なんですけど、他に兄弟がいたら、もうちょっと厳しかったかも知れないです。1人で良かった……みたいな。
https://www.billboard-japan.com/special/detail/2536
また、ちゃんみなさんの母親はバレエよりも歌が好きだった様子。
本当はバレエより歌がやりたかったみたいで、小さい頃は作曲もしていたみたいです。私がお腹にいるときから「この子は歌が上手になりますように」ってお願いしていたらしいです。
自分がやりたかったことを娘が好きになってくれて、きっとお母さんもとても嬉しかったでしょうね。
ちゃんみなさんは家族写真をSNSに投稿していました。
一緒に写っている二人がちゃんみなさんの両親。二人ともスタイルが良く、母親がバレリーナだったことも納得です。
自分の誕生日に両親との写真をSNSアップしている、ちゃんみなさん。
たっぷりの愛情を注いでくれた両親への深い感謝が伝わってきますね。
ちゃんみなは本名が乙茂内美奈でいじめられた経験も
ちゃんみなさんの本名は、
乙茂内美奈(おともうち みな)
といいます。
とても珍しい苗字ですよね。
- 本名:乙茂内美奈(おともうち みな)
- 誕生日:1997年10月14日(現在25歳)
- 出身地:東京都練馬区
- 兄弟:一人っ子
乙茂内という苗字は岩手県が起源だそうで、現在は全国に70名ほどしかいないそうです。
苗字がきっかけでいじめにあっていたというエピソードも話していました。
歌手になりたいって言っていたのに、名字が乙茂内(おともない)だから『お前音ねーじゃん!』って言われたりとか、そういうことでいじめにあっていました
小学校の頃の些細な一言は、ずっと残ってしまいがち。
しかしそんないじめの体験もエネルギーに変えてきたちゃんみなさん。
楽曲からあふれ出すパワーの源が知れた気がします。
ちゃんみなは2022年9月に韓国デビュー
2017年に日本でメジャーデビューした、ちゃんみなさん。
全編韓国語で制作した韓国デビュー曲の1作目は
「Don’t go(feat. ASH ISLAND)」
ーーこの曲からヴィジュアルも変わって、髪の色が青になりましたよね。
韓国の国旗って青が入ってるじゃないですか。その国旗をイメージして、韓国で活動するなら一度青にしたいと思ったんです。それが今回ブロンドになったのは「どの色にも染まれる」ことを示したかったからですね。
https://wmg.jp/chanmina/news/88619/
作品や想いによって、髪色を変えていたというちゃんみなさん。
ちゃんみなさんの音楽を通じて世界の架け橋になりたいという思いが伝わってきますね。
私は日本も韓国も大好きです。せめて音楽の中では、日本も韓国も飛び越えて世界のみんなが仲良くなってほしい、それがこのアルバムでの私の思いなんです。だから最後は「愛してるよサランヘI love you」と歌いました。
https://wmg.jp/chanmina/news/88619/
韓国デビュー2作目の「Mirror」、また2023年4月には、全編韓国語で制作された曲を含むアルバム「Naked」が発売され、ますます活躍が楽しみです。
ちゃんみなが「美人」ですっぴんになり大反響
2023年3月に横浜アリーナで行われたライブ「AREA OF DIAMOND」では
楽曲中にメイクを落とすパフォーマンス
が行われ、SNSではかっこいい!と話題騒然になっています!
この演出についてちゃんみなさんは、楽曲を制作した時から考えていたそうなんです。
いつかメイクを落とそうって。『美人』をリリースしたらみんなの前でメイクを落としたいなって。
https://news.j-wave.co.jp/2023/05/content-1731.html
だけどやっぱり女性にとって、すっぴんを見せるということは抵抗がある行為。
「今回のステージですっぴんになるっていうことが私的には意味があったパフォーマンス。元々メイクも濃いので素顔を見せたくないっていう気持ちは人一倍あった」
https://mdpr.jp/news/detail/3665779
それなのに、大勢の前ですっぴんを魅せたちゃんみなさん。
メイクを落とした後に放った「Look at this」には本当に痺れるものがあります。
そんな姿を見てSNSでは多くの女性たちから共感の声が飛び交っています。
- かっこよすぎてガチ泣きした
- 画面越しでも伝えたいものがバシバシ来るから現場いたら凄いんだろうな..
あなたは何も飾らなくてもダイヤのようにきれいだってことを伝えたくて、この方法が一番伝わるかなと思って、この方法を選びました
https://natalie.mu/music/news/517853
そう言って観客に感動の嵐を巻き起こしたちゃんみなさん。
その言葉は会場の人たちだけでなく、世界中の女性たちへ強く心に響くものがあります。
いつだって等身大の姿を見せてくれるちゃんみなさん。
トリリンガルだからこそ紡ぐことができる言葉をこれからも楽しみにしたいですね。
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