世界的な音楽家である坂本龍一さんが3月28日に亡くなられました。
ニューヨークを拠点に活躍していた坂本龍一さんですが、意外にも自宅はマンハッタンのアパートの一室。
しかし自宅内は芸術家としてのセンスが溢れており、自宅内のスタジオで創作活動をしていました。
この記事では、そんな坂本龍一さんのご自宅についてまとめます。
関連記事
坂本龍一の自宅はニューヨークのアパートの一室
世界的な音楽家である坂本龍一さんは、2023年3月28日に亡くなられました。
訃報は海外メディアでも速報として多数報道され、世界中で坂本龍一さんを惜しむ声が上がっています。
そんな坂本龍一さんは、1990年4月からニューヨークに拠点を置いて活動をしていました。
世界的な音楽家がニューヨークに…と聞くと、とても豪華な一軒家を想像してしまいますが、
実は坂本龍一さんのニューヨークの自宅はアパートの一室だったんです。
坂本龍一さんの自宅住所は、ニューヨークのマンハッタンであることが明らかになっています。
もっと豪華な自宅を想像してしまいますが、仕事に明け暮れていた坂本龍一さんですので、立派な暮らしにはあまり興味がなかったのでしょうか。
また、ニューヨークの中でもマンハッタンは家賃相場の急上昇で話題です。
米ニューヨーク・マンハッタンでは先月も家賃の上昇が続き、マンションやアパートの入居者が支払った月額家賃の中央値は4050ドル(約56万円)だった。
前年同月比約25%増で、5カ月連続で過去最高を更新した。
CNN.co.jpより(2022年7月15日)
そんなマンハッタンに住み続けられること自体が、セレブの証といったところでしょうか。
坂本龍一の自宅内がセンスの塊!庭にピアノも
そんな坂本龍一さんの自宅ですが、インタビュー時にたびたび公開されています。
日本に出発する直前の玄関の写真がこちら。
これだけ見ると、普通の家とあまり変わらない気がしますが、坂本龍一さんの自宅で一番特徴的なのは庭でしょう。
アパートの裏に専用の庭があるのでしょうか。
自然の中にグランドピアノが置いてあり、芸術的なセンスが光っていますね!
坂本龍一さんはこの庭でよく創作活動をしていました。
騒がしい東京ではなかなかできないことですよね。
また、室内にも坂本龍一さんのセンスが感じられるものが。
ハロウィンの時期の飾り付けのようですが、細かなところまでこだわりが感じられ素敵ですよね。
坂本龍一の自宅内にはスタジオもあった
また、坂本龍一さんの自宅内にはスタジオも併設されていました。
自宅内にあるということで、がん判明後は治療を続けながらも創作活動ができました。
2020年6月に見つかった癌の治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々でした。
avex portalより
そんな坂本龍一さんの自宅スタジオは、最新の機器がずらり。
窓から見える木がまた良い雰囲気ですよね。
坂本龍一は東京の自宅を引き払っていた
そんな坂本龍一さんですが、東京には自宅はあったのでしょうか?
坂本龍一さんは過去のインタビューで東京には家がないと明かしています。
2020年12月に世界を震撼させた配信ライブで日本に滞在した際、当時はコロナ対策で隔離期間が存在していました。
坂本龍一さんは、東京に家がないと明かしたうえで、次のような不安を漏らしていたんです。
それでいま困っているんですよ。
ぼくはもう東京に家がないからホテルのようなところに閉じこもっていなきゃいけないんだけど、なかなかいい施設がない。
のびのびと自由に創作活動するためには、ニューヨークの地が合っていたんですね。
ちなみに過去の坂本龍一さんの日本の自宅ですが、娘さんの坂本美雨さんがInstagramに投稿していたことがあります。
1983年頃の写真だと思われますが、高円寺に住んでいたことがあったんですね。
坂本龍一さんのご冥福を心よりお祈りします。