奈緒さんと言えば、透明感のある演技がとっても魅力的な女優さんですよね。
2023年4月からはドラマ「あなたがしてくれなくても」で主演を務めるなど、大活躍をしています。
そんな奈緒さんの本名は”高添奈緒”といい、現在の「奈緒」に改名したのは、父親との奇跡的なエピソードがあったんです。
この記事では、そんな奈緒さんの本名や奇跡的な改名エピソードについてご紹介します。
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奈緒の本名は“高添奈緒”
奈緒さんと言えば、朝ドラ「半分、青い。」でヒロイン永野芽衣さんの親友役を演じ、一躍注目を浴びました。
翌年にはドラマ「あなたの番です」でもその演技が話題となりましたよね。
そんな奈緒さんの本名は、”高添奈緒(たかぞえなお)”といいます。
全国に900人もいないという、珍しい苗字なんですね。
2023年にはドラマ「あなたがしてくれなくても」で主演を務めたり、朝の情報番組「ZIP!」で金曜パーソナリティを務めたりするなどと、ひっぱりだこですよね。
そんな奈緒さんですが、以前は違う芸名で活動をしていたんです。
本名でモデル活動をしていたことも
奈緒さんは高校一年生の時に地元福岡市の天神でスカウトされたことがきっかけで、本名の高添奈緒としてモデル活動を始めています。
売れる前の女優やグラビアアイドル、レースクイーンが被写体になって、私服や水着姿で素人のカメラマンに撮られる、いわゆる“モデル撮影会”に奈緒さんも参加していました。
週刊女性PRIMEより
モデル活動といってもプロのカメラマンによる撮影ではなく、本当に下積みのような時代だったんですね。
そんな奈緒さんですが、すでにこの頃から人気だったと撮影会の担当者が明かしています。
奈緒さんは最初から人気でしたね。モデルを始めたばかりなのに勘がよくて“こんな上手に撮れるんだ!”とカメラマンに思わせてくれるので、みんな喜んでいました
週刊女性PRIMEより
そのため、モデルだけでなく、リポーターとして食リポをしていた経験もあるそうです。
そして16歳の頃には「下の名前で呼んでほしいから」という理由で、芸名を現在の“奈緒”にしています。
最初に奈緒にした時は16歳くらい。
名字で“さん”付けで呼ばれるのが嫌で、下の名前を呼んでほしいなぁと思って。
そんな奈緒さんが女優の仕事を始めたきっかけは、あるワークショップだった…とインタビューで語っています。
たまたまお芝居のワークショップを受けたんですよ。
それでハマって、お芝居を仕事にしたいなぁと思って、今に至るという感じ
本格的に女優業をスタートさせたいという思いを募らせた奈緒さんは、母親の反対を押し切り、20歳の時に上京しました。
女優デビュー直後の芸名は「本田なお」
福岡から上京し、女優としてデビューした当初は“本田なお”という芸名で活動していた奈緒さん。
インタビューでは、当時の芸名を“本田なお”にした理由のについて、次のように話しています。
苗字と名前を並べたときに見た目のバランス的にいいというだけ。
深い考えはありませんでした
本田という苗字は、奈緒さんが好きな漫画「フルーツバスケット」の主人公(本田透)から拝借したそうです。
それに合わせて”奈緒”という名前もひらがなにしました。
奈緒さんが、他の芸名で活動していた時期があるとは…驚きですね。
なんとなく決めた芸名で活動を続けた奈緒さんでしたが、女優としてなかなか花開くこともなく…
そこで奈緒さんは、芸名を「奈緒」に戻すことを決意しましたが、そこから女優としての転機が訪れます。
「奈緒」に改名した途端に売れっ子に
このように、上京2年目のときに本名の”奈緒”として再出発することに決めた奈緒さん。
改名後すぐに、それまで落選が続いていたという朝ドラのオーディションに見事合格しました!
それが、朝ドラ「半分、青い。」で演じた主人公の親友役ですね!
その後は、ドラマ「あなたの番です」の怪演で話題となり、2019年には「ファーストペンギン」でドラマ初主演を果たしました。
奈緒さん自身も、“奈緒”への改名が転機となったと語っています。
偶然と言われるかもしれませんが、“奈緒”に変えたことで、風通しがすごくよくなった感覚があります。
そしてあっという間に人気女優となり、その人柄まで注目されるようになりました。
以前バラエティ番組に出演した際には、中華チェーンの日高屋が好きとアピールしていた奈緒さん。
奈緒さんの日高屋ひとり呑みに密着したバラエティ番組もあり、2合の日本酒を幸せそうに飲む姿がとても印象的で、視聴者に好印象だったんです。
さらに現在は趣味を生かして、Instagramで絵を披露したり、写真家sunaoとして活動したりなど、多岐にわたり活躍しています。
このように改名をきっかけに一躍有名となった奈緒さんですが、この改名には奇跡的な家族のエピソードが隠されていました。
改名は亡き父からの奇跡のプレゼント
実は奈緒さんは、生後7ヵ月のときにお父さんが亡くなっています。
”奈緒”という名前は、亡くなったお父さんが付けてくれたもの。
「たくさんの人に愛されるように」という意味を込めて父がつけてくれたんです。
奈緒さんは、”本田なお”という芸名で活動していたとき、父親が命名した名前を使わないことに対して後ろめたさを感じたこともあったと語っています。
そして「女優の世界でお父さんからもらった名前で頑張りたい」と決意を新たにしたそうで、お母さんと2人でお父さんのお墓参りに行き宣言したそうです。
奈緒という名前で改めて頑張るから応援してくださいと、父に伝えるのと同時に自分にも言い聞かせる形で。
これが奈緒さんの中で、覚悟を決めた大きな出来事だったといいます。
「私も奈緒という名前は氏名であり使命だと思っているので、奈緒で活動する以上、自分が携わった作品が沢山の人に愛されるような役者になりたいという気持ちになりました」と心構えもガラリと変化した。
神戸新聞より
そして、これまで緊張してしまい落選続きだったオーディションも、改名後に受けた朝ドラ「半分、青い。」のオーディションでは不思議と緊張しなかったとも語っています。
現在の活躍の裏側には、素敵な名前をプレゼントしてくれたお父さんとの奇跡的なエピソードがあったのですね。
奈緒さんの今後の活躍に期待が高まります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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