「花の82年組」の1人として、そして元祖「ぶっ飛びアイドル」のイメージが強い小泉今日子さんですが、
2005年1月に、もしかしたら人生が「ぶっ飛び」かねない事件を起こしていました。
今回は、小泉今日子は逮捕ではなく当て逃げで書類送検されていた!活動自粛はしていないのは事務所のおかげ?を紹介します!
◆この記事で分かること
- 小泉今日子が起こした事件とは?
- 小泉今日子が逮捕されなかった理由
- 小泉今日子と芸能界の闇
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小泉今日子は逮捕ではなく書類送検されていた!

「小泉今日子」と検索すると「逮捕」という衝撃的な言葉が出てきて驚いている方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、「逮捕」ではなく「書類送検」の間違いですね。
小泉今日子が書類送検された事件は「当て逃げ」だった!

2005年1月26日、小泉今日子さんは車で新聞配達員のミニバイクに当て逃げをしています。
小泉さんは1月26日午前6時20分ごろ、東京都目黒区青葉台の路上に止めていた新聞配達員のミニバイクに車をぶつけ、そのまま逃走したとして書類送検された。
四国新聞社より
この事件は起訴猶予処分となっています。理由は、
ということです。

配達員にけがはなかったようですが、ぶつかった時にバイクが倒れてしまったらしく、一部が破損したとのこと。
配達員が車のナンバーを覚えていたので、小泉今日子さんの車を割り出したとのことです。
これについて小泉今日子さんは、ぶつかったという認識はなかったといい、そのまま帰宅してしまったという。
取り調べに対しては「止まって確認すればよかった」と話していたそうです。

いや、バイクが倒れるほどぶつかってるのであれば普通気付くんじゃないの?

バイクが倒れる時に結構な音がするはずなんだけどな…
小泉今日子の当て逃げ事件で考える逮捕と書類送検の違い

小泉今日子さんの当て逃げ事件は「逮捕」ではなく「書類送検」だったようですね。
そもそも「逮捕」と「書類送検」の違いって何なのでしょうか?
ちょっと見てみましょう。
逮捕と書類送検の違いってなに?

普段生活していても逮捕と書類送検の違いについて知る機会ってなかなか無いですよね。
結論から言うとこんな感じで違います。
- 逮捕:被疑者の身柄を拘束する法的手続
- 書類送検:事件記録を検察に送る手続
ちょっと詳しく見てみましょう。

こんなこと考えたこともなかったよ…

今までは何となく聞いてたわ…
①逮捕とは

「逮捕」というのは、簡単に言うと「捕まえて逃げられなくする」ということです。
逮捕とは、逃亡・罪証隠滅を防止するため、被疑者の身体を拘束し、指定場所に引致することを意味します。
弁護士法人ALG&Associates 大阪法律事務所より
逮捕には、①通常逮捕、②現行犯逮捕、③緊急逮捕の3種類があります。
ちょっとかたく言うと「拘束して留置する」という感じでしょうか。

小泉今日子さんは「逮捕」はされてないってことは「拘束」はされてないってことね
「私人逮捕」について

ちょっと興味深かったのが、「私人逮捕」というものです。
私人逮捕
弁護士法人ALG&Associates 大阪法律事務所より
私人逮捕とは、一般私人による逮捕のことを意味します。
現行犯逮捕は「何人でも」行うことが可能であるため(刑訴法213条)、捜査機関以外の一般私人が行うことが認められています。
「何人でも」ってことは、私のような一般人でも「現行犯逮捕」できる、ってことですよね。
これ知ってる人は意外と少ないかもしれないですね。

これ、無理に犯人を追って亡くなった人居たわよね…

個人的には無理して捕まえようとしないで、警察に任せた方が良いと思ってる
「現行逮捕の要件」について

では私たちのような一般人でも「現行犯逮捕」できる時ってどんな時なんでしょうか?
現行逮捕の要件
弁護士法人ALG&Associates 大阪法律事務所より
現行犯逮捕は、「現に罪を行い、又は現に行い終わった」者=現行犯人といえる場合に可能です。
そのため、①犯罪及び犯人が明白であること、②犯罪と逮捕との間の時間的・場所的接着性があることが必要となります。
なお、現行犯逮捕においても、通常逮捕と同様に逮捕の必要性が要求されると考える見解が有力です。
簡単に言えば「今やったよね!」と言える状況だった場合に逮捕できるみたいですね。
「万引き」とか「痴漢」とか「アブナイもの持ってた」とかですね。

仮に私が誰かに当て逃げされた場合、私が当て逃げした人を逮捕することも可能だということですよね?

いや、最近は車のボンネットに乗せたまま走り出しちゃう人いるから、私は警察に任せます。

ジャッキー・チェンじゃない人は止めた方が良いよね
②書類送検とは

2005年1月に小泉今日子さんが起こした当て逃げの際は、こちらの「書類送検」でした。
「書類送検」とは、「まだ捕まってない人」の事件記録などを「検察官」に送る手続きのことのようですね。
『書類送検(しょるいそうけん)』とは、被疑者(犯罪の疑いのある人)で、身体拘束されていない者の事件記録や捜査資料を検察官に送る手続のことをいいます。
『逮捕』との違いとしては、逮捕は被疑者の身体(身柄)を拘束する法的手続であるのに対し、書類送検は、身体の拘束をされていない被疑者の事件の処理を、警察官から検察官に移す手続という点が異なります。
ベンナビ刑事事件より
「逮捕」との違いは、「身柄を拘束されている」か「身柄を拘束されていない」かの違いらしいです。

「身柄を拘束」って聞いただけでもビクッってなる

できれば一生拘束されたくないよね
「書類送検」は法律用語ではなかった!

報道でよく「書類送検」という言葉を使われているのを見ますよね。
でもこの「書類送検」という言葉、実は法律用語ではないようです。
逮捕された場合は、被疑者の身柄が警察官から検察官に送られることになります。対して、身体拘束されていない被疑者は、「書類」のみが検察官に送られることになります。そのため、「書類送検」という言い方がされるのです。
ベンナビ刑事事件より

え?そうなの?報道とかであんなに使ってるのに?

まぁ、報道では法律用語以外も普通に使ってるからね
小泉今日子はなぜ逮捕ではなく書類送検だったのか?

小泉今日子さんは今回の事故で、なぜ逮捕ではなく書類送検だったんでしょうか?
軽微な事故だったから

結論から言うと、「軽微な事故」だったからだと思います。
また、検察の発表の通り、「被害者との示談が成立」「本人も反省している」というのも大きいと思いますね。
処分の理由について区検は「軽微な事故で、被害者との示談が成立。被害者も寛大な処置を望んでおり、本人も反省しているため」としている。
四国新聞社より
これが例えば、相手が大けがをしたり、亡くなってしまったといった「大きな事故」だった場合には、
間違いなく「逮捕」されていると思います。

ただ、今回は相手にケガもなく、示談も成立しているということもあって「逮捕」ではなく「書類送検」となり、
さらには「起訴猶予処分」となったのでしょう。

どんな示談内容だったのか気になるわ

示談内容っていうか、示談金が気になるだけでしょ?
バーニングプロダクションの圧力は?

芸能界の暗部の話になりますが、小泉今日子さんが2005年当時に所属していたバーニングプロダクションは、
「芸能界最大の権力者」と言われている周防郁雄さんが代表をしている芸能事務所です。
「バーニンググループ」には20社以上の事務所が傘下にあり、所属タレント数も100名以上にのぼります。
そのため、芸能界全体に影響力が行き届いており、
スキャンダルをコントロールすることが可能になっているという噂もあります。
小泉今日子さんの「当て逃げ」事件に関しても、何らかの形で介入して、
大事にならないようにコントロールしたということも考えられますね。

スキャンダルコントロールって何か凄い響きね…

何か、新手の「スタンド名」っぽいね。
SNSの反応は?
SNSでは小泉今日子さんの当て逃げ事件についてどういう反応があるのか見てみましょう。
SNSの意見を見ると、交通事故自体は仕方がないけど、逃げるのは良くないというスタンスですね。
また、「もみ消し」疑惑や、「活動自粛」等の責任を取ってない、ということについても触れていますね。
実際にこの事件では、それほどマスコミは騒ぎ立てませんでしたし、
当の小泉今日子さんも謹慎や活動自粛などは行っていません。
何となくでスルーされてしまっているようで、芸能界の闇を感じざるを得ません…

芸能界は怖いとこだぁ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は小泉今日子は逮捕ではなく当て逃げで書類送検されていた!活動自粛はしていないのは事務所のおかげ?を紹介しました。
まとめるとこんな感じです。
- 小泉今日子が起こした事件は、車をバイクにぶつけて逃げた「当て逃げ」で書類送検されていた!
- 小泉今日子が逮捕されなかった理由は、「軽微な事故」「示談が成立」「本人も反省」していたため
- 小泉今日子の事務所の影響力で大事にしないようメディアに圧力をかけたのでは?、という芸能界の闇…
最近では事務所の圧力というタブーが報道されるなど、時代が変わってきている感じがしますよね。
事務所の圧力を使わないで、本当の自由競争となるクリーンな芸能界が来る日はあるのでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!
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