江角マキコさんの人気を不動のものにしたのが、1998年のドラマ「ショムニ」での大ブレイクですよね。
1990年代~2000年代まで、ドラマ・映画・CM・バラエティ番組MC等で大活躍されました。
しかしその後、長嶋一茂一家とのトラブル・年金問題・不倫騒動等で大炎上で芸能界を引退しています。
更に最近は2件の裁判を係争中だといいます。何があったのでしょうか?
そこで今回は、江角マキコは2億円以上の金銭請求無効化裁判が泥沼化していた!を紹介します!
◆この記事で分かること
- 江角マキコの泥沼裁判①「名誉棄損」の裁判について
- 江角マキコの泥沼裁判②「和解契約公正証書」無効化の裁判について
- 江角マキコが公正証書で請求した驚きの金額!
- 江角マキコを提訴した人物は誰なのか?
- 原告の主張
- 江角マキコ側の主張
- 江角マキコが直撃取材時に取った驚きの対応
- 泥沼裁判につながる、長嶋一茂一家とのトラブルについて
- 江角マキコが受けた「いじめ」の全貌
- 江角マキコは「自分の意見を曲げない」エピソード
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【2023現在】江角マキコの泥沼裁判2選!

2023年現在、江角マキコさんは2件の泥沼裁判を係争中です。
泥沼裁判①:「名誉毀損」の裁判

まず1つめが「名誉毀損」の裁判です。
「ケイ・インターナショナルスクール東京(通称:KIST)」が、
江角マキコさんと知人を相手に「名誉棄損」で訴訟を起こしました。
時系列にまとめるとこんな感じです。
- 2015年、江角マキコの長男が「KIST」に入学。
- 江角マキコがKISTの理事長(当時)K氏と親密な関係に。
- 2019年、江角マキコとK氏との「親密な関係」が元でトラブルに発展、K氏が家出。
- K氏が理事長を解任される。
- 理事長解任に納得がいかないK氏が、KISTを痛烈に批判するWEBサイトを立ち上げる。
- KISTはこのサイトを「江角マキコと知人が独断で運営していた」と主張。
- K氏ではなく、江角マキコと知人を名誉棄損で提訴した。
’19年11月、同校理事長のK氏が家族に黙って江角と食事に出かけたことが発覚し、K氏は謝罪したのちに家出。その後、K氏の理事長職が解任になった。それに対してK氏は反発し、自身の名前を冠した特設サイトで、学校の運営を痛烈に批判した。
「『KIST』は、江角や彼女の知人がこのサイトの掲載内容を決めており、実質的な運営権はK氏にはなかった、K氏が掲載の取りやめを求めても応じてもらえなかったと主張。江角と知人を名誉毀損で訴えています」(同前)
FRIDAYデジタルより
泥沼裁判②:「和解契約公正証書」無効化の裁判

2つめが「和解契約公正証書」無効化の裁判です。
「名誉棄損訴訟」より、こちらの裁判がメインに報道されていますね。
時系列にまとめるとこんな感じです。
- 「江角マキコとK氏は男女関係にある」という事実無根の噂をKIST理事らが流した、と主張。
- これにより江角マキコの長男・長女がKISTに通えなくなった、と主張。
- 上記を理由として、K氏が江角マキコに2億3020万4400円を支払うという公正証書を作成。
- しかし、支払いがされる前にK氏が死去。
- K氏の長女・長男・次男がK氏の資産の整理をしたところ、問題の公正証書を発見。
- K氏の携帯から江角マキコとのやり取りが明らかになる。
- 「父は病気により正常な判断は出来ず、公正証書は江角マキコに騙されて書かされた。」と主張。
- K氏の子供たちは江角マキコを相手に「和解契約公正証書」無効化の裁判を提訴した。
「父の死後に遺品を整理する中で生前、父が江角達に騙されたことに気づいて詐欺で訴える準備をしていたこと、その矢先に亡くなってしまったことが分かりました。さぞかし無念だったと思います。江角さえ現れなければ、父は憤怒の気持ちを抱くことなく、平穏に過ごせたと思うと、父は江角に殺されたようなものではないかとさえ思っています。そのため、父の無念を晴らすべく、訴訟に踏み切りました」
FRIDAYデジタルより
公正証書とは
公正証書は、簡単に言えば「お役人が間に入って作った強力な契約書」という感じでしょうか。
詳しくは以下の通りです。
公正証書とは、私人(個人又は会社その他の法人)からの嘱託により、公務員である公証人がその権限に基づいて作成する公文書のことです。
日本公証人連合会より
公文書は、文書の成立について真正であるとの強い推定(形式的証明力)が働きます。公証人が当事者の嘱託により作成した文書には、公正の効力が生じ、反証のない限り、完全な証拠力を有しております。このように公正証書は、極めて強力な証拠力を有しております。
「和解契約公正証書」無効化の裁判:2億3020万4400円の内訳

日本の裁判ではなかなか聞くことがない2億3000万円という金額ですが、その根拠となるものは一体何でしょうか。
- 慰謝料
- 長女・長男がスイスで高校卒業までの教育を受ける費用
- 長女・長男の通訳代
- 長女・長男の年3回の日本との往復飛行機代
- 江角が年に1回スイスに滞在するための渡航費
一方、今年4月に勃発した新たな裁判でK氏の子供たちは、K氏と江角との間に交わされた「和解契約公正証書」の無効化を求めている。この公正証書の内容はなにか。
本誌が入手した訴状によると、「K氏と江角の間に男女関係があるという事実無根の噂を同校理事らに流布され、江角の長男と長女が同校に通えなくなってしまったこと」を理由として、K氏が2億3020万4400円を江角に支払うという公正証書が作成されたという。約2億円の内訳は次の通りだ。
・「慰謝料」
FRIDAYデジタルより
・「長女・長男がスイスで高校卒業までの教育を受ける費用」
・「長女・長男の通訳代」
・「長女・長男の年3回の日本との往復飛行機代」
・「江角が年に1回スイスに滞在するための渡航費」
この内訳ではかなり無理がありますね。
疑問をまとめました。
- そもそもの疑問が、なぜ「スイス」なのか?
- KISTに通えなくなったとしても、スイスへ留学する必然性はない。
- 仮にスイス留学させるにしても、なぜ「高校卒業まで」なのか?大学は?
- なぜスイス留学費を全額負担しなければならないのか?
日本国内で転校する方法がなかった訳ではないので、
「公正証書」を作らせたとしても、無効になる可能性もありそうですよね。
「和解契約公正証書」無効化の裁判:原告の主張

こうして始まった「和解契約公正証書」無効化の裁判ですが、原告側の主張はどんなものでしょうか。
K氏は高齢でパーキンソン病だった

当時、K氏はパーキンソン病で正常な判断ができなくなっていた。
当該の公正証書は、「江角マキコが言いくるめて作成したものだから無効」と主張をしていますね。
「父の死後、公正証書を見た時は驚きました」
と原告が続ける。
「内容自体が荒唐無稽。家を出た当時、父は75歳目前で、パーキンソン病と診断されており、症状のひとつが判断力の低下です。江角さんが父の病気に乗じ、父を言いくるめて結んだものだと思っています」
デイリー新潮より
仮にK氏がパーキンソン病だったのであれば、医師の診断書があるはずなので、原告の主張は通るでしょう。
江角マキコさんサイドが、どれだけ正常な判断能力があったと訴えても無駄ですよね。
「和解契約公正証書」無効化の裁判:岩崎ひろみの陳述書

ここで新しい登場人物「岩崎ひろみさん」が出てきます。
岩崎ひろみさんといえば「岩崎宏美さん」を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、全くの別人です。
こちらの岩崎ひろみさんもお子さまをKISTに通わせていたそうです。
岩崎ひろみさんは2020年2月までKISTの職員で、江角マキコさんと親しい間柄になったと言います。
実はこの裁判にはもう一人、人気女優が巻き込まれていたことが明らかになった。
「岩崎ひろみ(46)さんです。彼女は娘を江角さんの子供と同じ『ケイ・インターナショナルスクール東京』(以下、KIST)に通わせていた。実は岩崎さんは、’20年2月までKISTで職員として働いており、その縁もあり江角さんと親しくなったそうです」(KIST関係者)
FRIDAYデジタルより
江角マキコさんとしては、職員である岩崎ひろみさんを抱き込めば利用できる、と考えたのでしょうか。
岩崎ひろみ「江角がK氏からお金を巻き上げた」と証言
岩崎ひろみさんの陳述書にはこんな衝撃的な言葉が書かれていたそうです。
〈(江角が)正常な判断ができないK氏の状況に乗じてK氏からお金を巻き上げたのだと思っています〉
FRIDAYデジタルより
この証言が事実であれば江角マキコさんは相当えげつないことしていますが、本当なのでしょうか?
K氏の相談相手を全て奪った
病気で正常な判断ができなくなったK氏を周囲から孤立させたうえで、
江角マキコさんが書かせたものだと主張しています。
「周囲から孤立」というのは相談相手を全て奪うという意味があったのでしょう。
こうして2億3000万円以上の「公正証書」を書かせたと証言、その証拠として陳述書を提出しました。
江角マキコに逆らえなかった

岩崎ひろみさんは「江角マキコに逆らえなかった」と証言しています。
なんでも、江角マキコさんは長々と書いた文章を岩崎ひろみさんに送り付けてきて、こう言ったそうです。
これをパパ(K氏のこと)にひろみちゃんの意見として送ってくれる?
FRIDAYデジタルより
岩崎ひろみさんは逆らうことも出来ず、言われるがままK氏にLINEを送ったと言います。
こういったやり取りが何度も執拗に繰り返されたということです。
消されたLINEには何が書かれていたのでしょうか?かなり気になりますね。
江角マキコに洗脳されていた

岩崎ひろみさんは、陳述書の中で江角マキコさんとの関係について、更に衝撃的なひと言を記しています。
〈私は、マキコさんにすっかり洗脳されていました。K氏もそうだったのかもしれません〉
FRIDAYデジタルより
これらの岩崎ひろみさんの数々の証言は、江角マキコさんサイドの方は相当な痛手となるでしょう。
洗脳というよりビビッただけ
「洗脳されていた」というより「ビビって何も言えなくなった」という感じだと思います。
とはいえ、江角マキコさんから放たれる「オーラ」は尋常じゃありません。
「獲物を狙う鷹」のような鋭い目つきにビビってしまったというのも分かる気がしますね。
K氏を無理やり公証役場に?

岩崎ひろみさんの陳述は、K氏を公証役場に連れて行った時の話に入ります。
足の不自由なミスターは江角さん(たち)から両脇を掴まれ、そのまま公証役場に連れて行かれたと言っていました(中略)
彼女の弁が正しければ、江角は元理事長を無理やり公証役場に連れて行ったことになる。
デイリー新潮より
※「ミスター」というのは「K氏」のことです。
こう聞くと、半ば「無理矢理」連れていかれたというように聞こえますが、
実際はどうなんでしょうかね?
K氏に意思はあったのかが問題
これは表現方法によって印象が180度変わるので、K氏に意思があったかどうかが問題ですね。
K氏が公証役場に行く意思があったのであれば「介助していた」ということになりますが、
K氏が公証役場に行く意思が無かったのであれば「強引に連れて行った」ということになります。
K氏からのLINEに違和感
その後2020年7月にK氏からLINEが来たと言います。内容はこういうものでした。
「あなたには最初に公証人役場で公正証書を書かされた時に?と思いました。もうこれ以上あなたの感情に振り回されることに疲れました。さようなら」
デイリー新潮より
これだけ見ると、「K氏は江角マキコさんと決別の意思を持っていた」ということになりますね。
ただ、ひとつ疑問が残ります。
K氏はパーキンソン病で、「正常な判断ができない状態」だったはずです。
であれば、このLINEも「正常な判断ができていない」内容ということになります。
つまり、証拠にならないということです。
まさに「策士策に溺れる」というやつじゃないですかね。
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