楽器を持たないパンクバンド・BiSHのメインボーカルであるアイナジエンドさんが今注目を集めています。
BiSHは2023年6月に解散が発表されており、衝撃を受けた人も多かったのではないでしょうか。
今回はそのBiSHのメインボーカル・アイナジエンドさんがすごいと言われている理由について、調べてみました。
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アイナジエンドがすごいと話題に
才能に溢れているアイナジエンドさん。
次のような理由で、すごいと言われているんです。
- ハスキーな声がすごい
- 考える振り付けがすごい
- 作詞作曲の実力がすごい
- 怪我からの復帰がすごい
①ハスキーな歌声がすごい
アイナジエンドさんと言えばハスキーボイスが有名ですよね。
実はこのハスキーボイス、生まれつきだとアイナジエンドさん自身が明かしています。
子どもの頃からガラガラ声です
2016年に声帯結節の手術を受けた際も、ハスキーさを残すために完全に切除しなかったそうです。
プロの歌い手としての強いこだわりが感じられるエピソードですよね。
2021年にYouTubeにアップされた「THE FIRST TAKE」で披露したBiSHの「オーケストラ」をソロで歌ったあの歌声は惹きつけられるものがありました。
BiSHファンでなくとも、アイナジエンドさんの歌声を聴いて、あの独特で素晴らしいハスキーボイスの虜になった人も多かったのではないでしょうか。
しかし実はこのハスキーボイス、アイナジエンドさん本人は昔から嫌だったと明かしています。
昔からガラガラ声が嫌で、その気持ちは今も変わらないです(笑)。
VOGUE JAPAN
自身の歌についても「自分の未熟さを知るばかりです。必死です。」と話しており、歌手として努力し続けているのがよくわかりますよね。
②考える振付がすごい
アイナジエンドさんはBiSHの振り付けを担当しています。
4歳の頃からダンスを習っていたそうで、雑誌のインタビューでは「踊ることで居場所があった。救われていた」と明かしていました。
4歳からダンスを習わせてくれました。だからダンスは衣食住と同じようなもので。
学校や家でうまくいかないときも、ダンスの友達に会ったり踊ることで居場所があった。
ダンスに救われていました。
VOGUE JAPAN
アイナジエンドさんの振り付けはBiSHのメンバーの癖から発想を得たりするそうで、アーティスティックな一面が垣間見れますよね。
アイナジエンドさんの振り付けに驚かされるファンも多いようで、SNS上では称賛の声がいくつもありました。
また、アイナジエンドさんの振り付けはファンが真似しやすくて楽しいとの声もありました。
メンバーにも寄り添い、ファンにも寄り添い、そして楽曲の世界観も失わないアイナジエンドさんの振り付けは本当にすごいですね!
③作詞作曲の実力がすごい
アイナジエンドさんが初めて自身で作詞作曲したのは、2018年に発表された「きえないで」でした。
この曲でソロデビューを果たしたアイナジエンドさんは、2020年にも「死にたい夜にかぎって」という曲を作詞作曲し、リリースしています。
この曲は2020年に放送されたドラマ「死にたい夜にかぎって」のエンディングテーマで、原作の大ファンだったアイナジエンドさんが自ら書き下ろした曲です。
切ないメロディーにアイナジエンドさんのハスキーボイスがマッチしていて、良い曲ですよね。
この曲について雑誌のインタビューでは次のように話していたアイナジエンドさん。
人生初めての“曲の書き下ろし”をさせていただきました。
皆様の耳に、どう馴染んでいってくれるのか、とてもドキドキしております。
音楽ナタリー
ファンからの反応も良く、「どこか懐かしくて心地よい曲」というツイートもありました。
この曲をきっかけにアイナジエンドさんはシンガーソングライターとして本格活動することを発表しました。
その後もBiSHのアルバム収録曲を作詞作曲するなど、精力的に曲作りをしています。
2021年にはアイナジエンドさんが全楽曲を手掛けた初ソロアルバム「THE END」をリリースしました。
アイナジエンドさんは雑誌のインタビューでこのアルバムが完成したことへの手応えについて、
挑戦という意味では納得のいく作品になりました
と話していました。
また、全楽曲を自身で手掛けたことについては
メロディーも言葉も自分で責任を持って作りたいというのがあって…
と、シンガーソングライターとしてのこだわりを見せる発言をしていました。
SNS上でも全楽曲を作詞作曲したことに驚きの声が多くあがっていました。
アルバム全曲を作詞作曲するというのはすごいことですよね。
歌声、ダンスや振り付けだけでなく、作詞作曲までこなしてしまうアイナジエンドさんは才能の塊みたいな人ですね!
④怪我からの復帰がすごい
アイナジエンドさんは2023年3月、撮影中に頭部を負傷し、30針も縫う大怪我だったそうです。
その時の様子について、アイナジエンドさんは次のように明かしています。
止まらない真っ赤な血と、痛み。
引受先がなかなか決まらない救急車の中で息がうまく続かなくて寒くて体がどんどん冷えていくのが分かりました。
死にたくないって思いました
SponichiAnnex
かなりの大怪我だったことがわかりますよね。
アイナジエンドさんが怪我をしたと知ったファンからは心配の声が絶えませんでした。
心配するファンに向けてもコメントを残しています。
ライブを飛ばしてごめんね。
この時期に怪我をしたことはとても悔しいしなかなか手強い傷が顔にできちゃったけど この傷跡に名前をつけて、かわいがるのだ。
よかったら、傷ごと、ごろんと愛してください
SponichiAnnex
さらにファンからの温かいメッセージに涙したといいます。
私はほんまに、こうやって待ってくれてる人に救われてんねや。って身をもって実感しました
これほどの大怪我を負ったアイナジエンドさんですが、怪我から2週間ほどで復帰を発表しました。
その事についてもアイナジエンドさんは
心配ご無用だに。何をしても傷は開かないらしいです!人間、すごいです!
頭部に30針も縫う大怪我から2週間で復帰とは驚きました。
これだけの大怪我を負っても決して負けない、逃げないアイナジエンドさんの心の強さに感動しました。
アイナジエンドは今後に葛藤中?
2023年6月に解散が決まっているBiSHですが、アイナジエンドさんは2023年1月に出演したラジオ番組で解散後について語っていました。
私には歌とダンスしかないと思っていて。BiSHは歌もダンスもできるし、自分が持っている術を全部使える場所だったというか。だから“BiSHがなくなった後はどうしよう?”って、いま葛藤している感じです。
Yahoo!JAPANニュース
才能溢れるアイナジエンドさんが、BiSH解散後の自分について葛藤しているというのはちょっと驚きです。
シンガーソングライターとして活躍されるのかなと思っていましたが、今はまだ「これをやります」とはっきり明言できる心境ではないとのこと。
解散後にやりたい事なども決まっていないそうで、
まずBiSHをまっとうするほうがいいかなって思います。
と、解散まではBiSHの事しか考えられないようです。
そして番組の最後に、2023年をどんな年にしたいか?と聞かれたアイナジエンドさんはこう答えています。
私はBiSHが大好きで。BiSHの6人、それに清掃員(BiSHファンの呼称)とも一緒に、いっぱい思い出を作っていきたいなって思っています。楽しみたいです!
アイナジエンドさんにとってBiSHはとても大切な場所だという事がわかりますよね。
だからこそ、今は解散後の事について具体的に考えられないのではないでしょうか。
2023年6月29日の東京ドームでのライブをもって解散するBiSHですが、解散までの時間を思い切り楽しんでほしいなと思います。
解散後のアイナジエンドさんからも目が離せませんね!
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